「コスプレイヤーの9割がしていないやり方みたいです」技術開発情報発信

コスプレ活動で見つけた技術や商品情報をまとめています。
雑誌やネットのやり方が通用しなかった僕が色々試して成功したテクニックと商品を紹介しています。
コスプレイヤーの9割がしていないやり方みたいです。
僕はコスプレを通して「これやってみようか」「できるんじゃない?」の発想力とチャレンジ精神を得ました。
その発想力とチャレンジ精神はいつも僕を助けてくれます。
きっと皆さんにとっても日常や社会生活の助けになります。
このサイトで「自分もできるんじゃない?」と思ってもらえますように。

D-gray.manアレンの左手腕作ってみました。

この記事は約4分で読めます。

★D-gray.manアレンの左手腕作ってみました。

レイヤー十庫都です。

今回は2期までアニメ化されたD-gray.manアレンの左手腕を作ってみました。僕としては、材料が安価なわりにリアルなものができたのではないかと思っています。家族からは「気持ち悪い」といわれました。

動画で撮影できたところは動画で、それ以外は写真で制作過程をお見せしています。

なお、撮影技術・道具含め、初心者級なので、多少の見にくさ、聞き取りにくさなどはご容赦ください(謝)。

Ⅰ:手袋を必要な長さ分準備する

赤色の手袋が必要ですが、ドレスアップ用でもない限り売られていないらしいので、今回は1から作りました。

必要材料・欲しい質感とサイズの布(今回はピッタリ張り付くように作りたかったので、伸縮性のある綿100%を使用)

・欲しい色の染色料(布が欲しい色になっているなら不要)

・型紙がわりになる既製品(日焼け防止用でなければ肘上までの長さの物はないので、今回は一番お手軽に入手できる手首までのものを使用)

・長さ測って描いて切って縫うための筆記用具一式(布合わせの手助けに紙用ノリも使用)・ハサミ・針と糸orミシン

⑴綿布に既製品を当てて「かたどり」しました。かたどりのままに切って、一番縫いやすそうな指先の1㎝範囲のみ、さきにくっつけました。手袋は手の裏表分の形だけでなく、指の厚み分の形も「かたどり」が必要でした。だから、縫い合わせるのに大変そうな指の厚み部分を最後に縫うために、指と指の間以外を先に縫うことで、全てがピタッと縫い合わさるようにしました。

⑵自作の手袋をショップの染色料で染めてみました。縫う前に染めても良かったですが、縫い場所の意図が目立たないか気になりこの順序にしています。けど、どのみち糸まで染まってくれませんでした。それは糸にポリ~とつく合成素材が含まれていたからでした。ポリ~のものは、色落ちしにくくする且つ素材を保護するため、糸自体に上塗り加工が施されているので、優しい素材の染色料では歯が立たないらしいです。糸は糸で色に合わせたものを使うべきでした。でも良いです!どのみち血管や関節の質感を出すためにボンドなどで塗り固めなければいけないのです。その時に縫い目は隠します。

※これでも部屋は明るくして撮影しました。従来の電球で、LEDではないので、ルクスがかなり低いみたいです。オレンジ+αな発光状況ですが、真っ白だった綿手袋を「ベストカラー」のレッドで染めた状態です(汗)。

(余談)

パッケージの説明書通りに、料理にも使っている片手鍋で、染色してみました。仕上げに洗濯用洗剤と水での手洗いが必要でしたが、特に洗剤の種類に厳しい条件はなかったので、使用中だったアタック(粉)でモミ洗いしました。陰干し条件だったので、温室めいた洗濯乾燥室でカラカラになるまで乾燥させました。パッケージの赤色よりかなり血に近い色に染まりました。染色料のボトルも写しています。全体的に暗いから黒に見えるのだと思われるかもしれませんが、開封した時の赤色染色料は、間違いなくこのままの見た目でした。見た瞬間「うわ!!赤色のわりにすごく黒っぽい!!」でした。鍋の湯に溶かしてみたら余計その感情が膨らみ「ウワ―――!!映画やドラマとかで使われるレベルの血ノリってこんな感じの色だろうなーー!!グロい!!」と思いました。そんな色でしたが、鍋を洗うのに時間が経っていても、湯を当てただけで一瞬で溶けてくれて、綺麗にあとも残らず、洗浄されてくれました。洗浄後の鍋を使った料理食べててもうすぐ1月ですが、植物由来で環境に優しい素材で作られているからか、家族誰一人体調不良起きていません。実に体にも優しい染色料らしいです。そうでなければ、もともと、ものすごく落ちやすい染色料ってことですね。(ベストカラーには専用の定着剤として、洗濯を繰り返しても色落ちしにくくしてくれるものも売られていますから、やっぱり洗濯を繰り返すと色あせやすいんだろうな。)

Ⅱ:アニメとイラストの雰囲気に合わせて、必要な装飾を施す

ここからはいよいよ、十字架的なものを描いたり、血管的な盛り上がり部分をくっつけたりします。お試しレベルの動画は撮れたのでそこで説明もしています。なお、説明文のみで十分そうな加工は作業工程を撮影していません。①~③までどうぞ!

以上で~す!!

今回の作業で購入したものは、付け爪用テープ(ダイソー108円)×1と染色料(近隣の倉庫的なスーパー269円)×1、途中で絵具がなくなり赤色絵具(ホームセンター57円)×1のみです。他は以前の造形で余っていたものを使用しました。ある程度道具がそろっていれば、不足分の補充だけで事足りるので、お金がかかるものでもありませんでした。時間はかかりました。全行程で3日間です。試行錯誤の時間こみです。スムーズにつくれたら1日半でできたのだと思われます。

まとめ

盛り上がって欲しい所がはっきり盛り上がってくる度にとてもテンションがあがりました(笑)!ザ・造形!!って感じですね!大変だったけど、楽しかったです!今度はこれ装着して撮影したものをアップしてみよう!

最後まで閲覧頂き、ありがとうございました。もっと良い方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、チェックの上コメントよろしくお願いします。

コメント